作品


仮名料紙は、父田端敦が一枚一枚手仕事で作り上げたものです。父自身で彫り上げた200枚ほどある版木を使い、作品内容に応じて紙を染め、美しい料紙を作成しました。

表具に関しても、外注にはせず、一切の道具や器械を駆使し納得のいくものを作っています。

また、震災後、落ちても割れない作品として、発泡スチロールを染色加工した持ち運びにも便利なART作品にも取り組んでいます。

 

世界にたった一つのこだわりを、こちらでご覧ください。

展示イメージ

各画像をクリックしますと拡大画像となります。


作品内容紹介

「慈」

「宝舟」

 

「ゆきやらで やまちくらしつ ほととぎす いまひとこえの きかまほしさに」

「はる」

「山家集」抜粋

「はながちる はながちる ちるちるおちる 」

「日の春を さすがにつるの

歩み哉」

「のどかさに 寝てしまいけり 草の上」

「たかさこの まつのはるかせ ふきくれて 尾上の鐘も ひびくなり」

「どうしてと問われても答えられない」

「春くれば 宿にまづさく 梅の花 君が千歳のかざしとぞみる」

「瑞気集門」

「海にして 太古の民のおどろきを われふたたびす 大空のもな」

「梅か花 夢に語らく みやひたる 花とわれおもふ 酒にうかへこそ」

「大黒様という人は」

「揺籃のうたを カナリヤが歌うよ ねんねこ ねんねこ ねんねこよ」

「百瀬の瀧を のぼりなば たちまち龍に なりぬべき」

「景福」

「照る月も 雲のよそにそ

ゆきめくる 花そこの世の

ひかりなりける」

「ふるさとの山にむかひて

言うことなし

ふるさとの山は

ありがたきかな」

「はるそらをおほふ 

うすくもほのかにも ひかりをふくむ 朝よりゆふへ」

「朝日今のぼらむとして 

くれなゐに 東なかばを 

そめぼかしたり」

「やまは今 木のわかさ時

ふく風のなりゆくなかに

よろこふことし」

「花」

「まなびてときに これをならう またよろこばしからずや ともあり遠方より来たる またたのしからずや 論語より」

「むりをせず」

「かをとめん ひとにこそまて 山さとの かきねのむめの ちらぬかきりは」

「わかのうらに しほみちくれば かたおなみ あしべをさして たつなきわたる」

「愉快 親切 正直」

「うつふして にほふはるのの はなすみれ ひとの心の うつしてしかな」

「春ここにうまるる あさのひをうけて 山河草木 みなひかりあり」

「ふもとには 桃や桜や杏さき むらがる花花に 蝶はまひ 億万万の蝶は舞ひ 七色のかすみたなびく」

「一生のうち むねとあらまほしからん事のうちに いつれかまさると よく思いくらべて 第一の事を 案じ定めて その外は思ひ捨てて 一事を励むべし 徒然草」

「春たつと いふはかりにや みよしのの 山はかすみて けさはみゆらん」

「あたまを雲の上に出し 四方の山を見おろして かみなりさまを 下にきく ふじは日本一のやま」

「植生のやども わが宿玉のよそい うやらまじ のどかなりや 花のそら 花はあるじ 鳥は友」

「よろこひて ひもてりたまふ 若葉する やまみすみすと ふくらみてみゆ」

「樹」

「白牡丹只一輪の盛りかな」

「春夏秋冬 朝もよろし 夕もよろし」

「ゆっくりゆたかに ひかりをあびているほうがいい 」

「遊」

「浅緑 そめかけたりと 

みるまでに 春の柳は

もえにけるかも」

同句3種

「天の下の草木にさやく

風の音もみな ことほぎの 

よろこひのこえ」

「ゆっくり あせらず」

「鮮」

「十二支」

「よく笑へ」

「ひとつ祝いましょう」

「つきの夜 雪のあした 花の本にても こころのどかに ものがたりして 盃出したる万の興をそふるわさなり」

「たのしみは朝おきいでて きのふまでなかりし 花の咲けるを見る時 橘曙覧の歌を」

「何を求める風の中 山頭火」

「いにしへの 人のこころのなさけをば 老木の花のこずえにそしる」

「花 笑」

「むれたちて くもゐにたつのこえすなり きみがちとせや そらにみゆらん」

「こころはいつでも新しく」

「清風」

「会える よろこび」

「何をするのも嬉しくて」

「何一つ書く事はない」

「善き人の住む地は いずこもたのし」

「寿」

「謝念」

「しらつゆに 阿吽の旭 さしにけり」

「月からひらりと

柿の葉一枚」

「浦とほく

「さしのぼる 朝日の光 

ふかみつつ はやけふりたつを

ちこちの浪 」

「ときはなる

松のみどりも 春くれば

今ひとしほの 色まさりけり」

「あきくさの花 さかりなる

なかをゆけはこえかけてみたき

月かかやけり」

「よろこひに なほよろこひを

かさねなむ 身はすこやかに

いへはさかえて」

「さまざまに 心うつりて

さく花は 千種なからに

あかすしそ おもふ」

「ともし火の まおもにたてる

くれないの 牡丹の花に

雨かかるみゆ」

「精」



ワークショップ、ロゴ制作、イベントのご相談、メディア関係の取材、ご質問につきましては、こちらよりお気軽にお問い合わせください。